ブログ記事を書くと本当にアクセスが増えるのか【事例公開】


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最近、下記の営業電話を受ける。

「御社もコンテンツ・マーケティングやりませんか?(ブログ記事を書きませんか?)とてもクリーンなSEO対策ですよ。ずっと残るので御社のサイトの資産にもなります。」

コンテンツ・マーケティングとは…

見込み客に価値のあるコンテンツを自社サイト内で継続的に発信し続けることで認知だけではなく興味・関心を沸かせ、コンバージョン(購入、問い合わせ、登録、など)に結びつけるマーケティング手法だ。

「コンテンツ」という言葉はかなり広義なので本来は動画、写真、イラスト、テキスト、など何でも含むのだが、コンテンツ・マーケティングは最近では一種の内部SEO対策として使われることが多いので巷(ちまた)では

コンテンツ = 記事(ブログ記事、コラム、お知らせなど)

を指しているパターンがほとんどだ。

気になるのは本当にアクセスが増えるの?ということだ。

この質問には

「コンテンツ・マーケティングはすぐには結果が出ません。継続的に行うことで成果が出るんです。」

という営業文句がほとんど。それは業者の都合の良い話に聞こえなくもない。

しかし、個人的には記事を書けばアクセスは確実に伸びると思っている。

そこで今日は設立間もない(しかも更新停止中の)当ブログのアクセストレンドを公開する。

どのようにアクセスが伸びていくのか。また、記事公開からどれほどの期間でアクセスが伸びてくるのか。

について解説しよう。

※あくまで当ブログの事例なのですべてのサイトで同じような結果が出ると約束するものではない。

 

前提条件

まず前提条件だが、当ブログの概要について下記に思いつく限り記載する。

  • ブログカテゴリ:WEBマーケティング関連
  • 記事数:19記事
  • 単記事の平均文字数:約2,000
  • 初回更新日:15/2/2
  • 最終更新日:15/5/14
  • SNS連携:facebook、Google+
  • 広告の有無:facebook広告(2015/2〜3月の期間、facebookページへの誘導のためのみ)
  • ブログツール:wordpress

以上だ。

最終更新日は5月だが集中的に書いていたのは3月で止まっているので現時点で約半年ほど期間が空いている。

 

記事投稿が本格的に集客し始めるのは約3ヶ月後。

まずは何のフィルタもしていない2015/2/1〜昨日(9/22)までの当ブログの日別アクセストレンドが下記だ。まだまだ日に100アクセスもいかない弱小ブログだがトレンドを見るには十分だろう。

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グラフの底辺部分に下記のようなアイコンがある。

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これはGoogleAnalyticsのアノテーション機能で、その日に何が起きたか簡単にメモしておける。

当ブログは記事をアップした日にこのアノテーションをつけている。

見てもらうと左下にこのアイコンが固まっていることがわかると思う。

当ブログは2月と3月で全19記事の中の17記事を公開している。

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2月、3月はfacebook広告を数万円やっていたのでトレンドから外れてアクセスが伸びている。

SEOの効果がわかりやすいように自然検索トラフィックだけにセグメントする。

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見事に右肩上がりになっているが前述した通り記事を書いていたのは3月までだ。

その約3ヶ月後からアクセスが伸び始めている。

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各記事の集めてくるトラフィックには大きな偏りはない。

書いた記事の中に偶然に検索順位が大きく上昇しアクセスを集めた可能性もある。(そうだとしてもコンテンツ・マーケティングはその偶然を引き起こせるのだから意味はあると思うが)

当ブログに関して言えばその偏りはあまり見られなかった。

下記はランディングページ毎にセッションの割合を出した円グラフだ。

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確かに割合に差はある。全体セッション30%を占める記事もいるがこの程度の分散は問題ないと筆者は考えている。

アクセスはできるだけ細かなポートフォリオ(構成状況)になっていることが望ましい。それだけリスク分散されるからだ。

例えば何かの検索順位で上位、そのキーワードからのアクセスに全体の80%のアクセスが賄われているとしたら、その順位が下がった瞬間致命的なダメージを受けることになる。

私見では50%を超えるとかなり赤信号だ。他にもアクセスを入れる術を検討した方が良い。

ちなみに、この30%を占めているのはTOPページではない。TOPページは割合で言うと約1%だ。

個別記事からアクセスが入ってくるブログだからこそ見える現象だ。

 

アクセスをより集めるためのちょっとした工夫

記事を投稿しさえすればアクセスを呼ぶ。というのは間違いではないが、一工夫するだけでその確率を上げることができる。当ブログのようなたかだか20記事も書かないようなブログでもその片鱗は見ることができたので紹介する。

 

外部サイトは積極的に紹介し、外部リンクも貼る。

外部SEO対策に少し詳しい方は外部のサイトへリンクを出すのは嫌なのではないだろうか。

「リンクの力は外に出すだけ出ていき、自分のリンクの力が弱まる。」という説があるからだ。

それが本当かどうかは筆者が知るところではないが、記事内で確かな引用、参考にしたサイトには敬意を持って外部リンクを貼るべきというのが筆者のスタンスだ。

単純に考えて外部リンクがあるサイトが検索順位で上がりづらいならいわゆるキュレーションサイトやニュースサイトはSEO的に不利であるはずだが、実際はよく検索上位で見かける。

また、この行為は自分への外部リンクを呼びこむ効果を持っている。

正しい外部リンクを行うことでその外部リンクはブログであればトラックバックとして相手に伝えることができる。

解析しているサイトであればブログで無くてもどこから来た流入か見て発見することもあるだろう。

リンクされたサイト管理者が自分の記事を見た時にしっかりとしたコンテンツが提供できていればそのサイトもリンクしてくれる可能性もある。

また、そのサイトを見たサイトがまたリンクしてくれる可能性もある。

実際に当ブログのような少ない記事数でも10近くの自然外部リンクを得ることができている。

この外部リンクはSEO効果として各記事の検索順位を上げ、新たな集客に役立つ。

 

SNSの活用は必須。

SNS、中でもfacebookページは必ず同時進行することをおすすめする。自分のコンテンツを気に入ってくれたユーザーへ継続的にアプローチできるのだからやらない手はない。

筆者はfacebookとgoogle+しかやっていなかったがtwitter、instagramもできるならやっていた方がいい。

まったく同じ更新内容でも構わない。

instagramのみ画像投稿がメインなので注意が必要だが、

各SNSは見ているユーザーに差があるのでまったく同じ発信をしても特に嫌悪感を示される心配は少ない。

それよりもどれか1つのSNSに偏ることでリーチできるユーザーを狭めることの方がリスクがある。

当ブログは主にfacebookを使っていた。アクセスは実際のところそこまで来ていないがfacebookページは広告も止め、広告を止めた今でも少しずつ「いいね」が増えてきている。

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まさに種まきだが、こういった事を続けていればアクセスが着々と増えるはずだ。

 

まとめ

如何だっただろう?

20記事も書かないのに(しかも約2ヶ月で更新停止)月間約800セッション程度の自然検索トラフィックを集めることが出来る。

リスティングでキーワード広告で800セッション集めようとすれば安いキーワードを選んでも5万円程度はかかるだろう。

仮に毎月20記事書いていれば毎月800セッションプラスしていくことは想像できる。

リスティングと違って増えた分お金を払う必要はない。

記事数が1ドメインの中に増えていけばそれはまたSEO対策となり、各記事の検索順位上昇を助ける。

さらにSNSがこの効果を加速させてくれる。長く頻繁に記事が更新されればファンは着々と増えていく。検索エンジン以外のアクセスも期待できるようになる。

こうなれば毎月800セッションどころではない。

コンテンツ・マーケティングにデメリットがあるとすれば、

  • すぐに結果が出ない(3ヶ月は短い期間ではない)
  • 記事ライティング、SNS更新の工数がかかる
  • 更新性の高いコンテンツを容易する必要がある

という三つぐらいかもしれない。

コンテンツ・マーケティングは信じて継続することができればどんな広告よりも費用対効果が高いマーケティング手法になる可能性がある。

是非、実践してみてほしい。

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