初心者が覚えておきたいGoogle Analyticsの操作方法 3つ


GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)はgoogleが提供する無料のアクセス解析ツールとして非常に有名で、あらゆるサイトに入っている。

「ホームページがあればいい」という時代から「ホームページにどのような成果を求めるか」ということが求められ始めた昨今ではGoogleAnalyticsが入っていないホームページの方が珍しくなり始めた。

しかし、GoogleAnalyticsが入っていることは知っていても「どうやって見るのか」「何を見れるのか」ということについてはあまり知らない担当者の方も多い。

というよりは「GoogleAnalyticsを見る担当とは誰なのか」というところから決まっていない企業も少なくない。

GoogleAnalyticsは非常に細部のデータまで見ることのできる解析ツールだが、その情報量のために初心者には余計取っつきづらくなっている。

今日はそんなまだGoogleAnalyticsで解析データを見てみたいが見たことの無い人、見たけれど見方が一切わからなかった方のために「最低限これを覚えておいてほしい!」という3つの操作方法を紹介したい。

【ご注意】
※GoogleAnalyticsの設定方法やログイン方法についてはこのブログ記事では言及しない。
※GoogleAnalyticsは2015/2/2時点のバージョンを使用している。アカウントによって若干管理画面が違う可能性がある。
※説明に使用しているGoogleAnalyticsはユニバーサル アナリティクスを使用している。

1:検索エンジンからどんなキーワードでアクセスして来たのかを知る

検索エンジンからどのようなキーワードでアクセスがあったかはSEO対策する上でも非常に重要だ。

では実際にどのように閲覧をするのか見てみよう。

検索キーワードを見る方法は大きく3つある。

「自然検索からの検索キーワード」「有料広告からの検索キーワード」「自然・有料両方の検索キーワード」

上記は目的に合わせて使い分けていただきたいが、今回は説明を簡単にするためにも3つめの

「自然・有料両方の検索キーワード」

の見方を説明する。

まずはGoogleAnalyticsの左サイドバーを見る。

analyticsサイドバー

そこから【集客】⇒【参照元/メディア】の順にクリックする。

150202-01

以前のGoogleAnalyticsではこのサイドバーの中に【キーワード】という項目があったが、バージョンアップと共に2015/2/2時点ではなくなっているようだ。

サイドバーから【参照元/メディア】を選んだら画面右側に目を移す。

そうするとアクセスの折れ線グラフの下に【参照元】【メディア】【キーワード】などの項目が並んでいる。

ここで【キーワード】を選択する。

GoogleAnalytics【キーワード】

すると自分のホームページにどのような検索キーワードからアクセスがあるか一覧される。

恐らく開くと高確率で【not set】【not provided】が上位にランクインしているかと思うので先に解説しておく。

【not set】は様々な要因が考えられるため例外はあるが、主に”検索エンジン外からのアクセス”と考えてもらっていい。

例えば他のホームページへ自分のホームページのリンクを貼ったり、facebookやtwitterから直接リンクをしてもらったり、メールの文章の中にリンクが貼ってあったり、URLを直接叩いたりなどが【not set】に分類される。キーワードを叩かずにアクセスできるものは(not set)になる。

※ここでは「キーワード」のディメンション時の【not set】の意味をお伝えしている。【not set】自体は選択したディメンションについて情報が得られていないときに出る値だそう。詳しくは下記アナリティクスヘルプを参照してほしい。

「(not set)」という値の意味 – アナリティクス ヘルプ[外部]

一方でnot provided】は、検索エンジンからのアクセスだが見ることができないキーワードだ。

なぜ見れないのかというとgoogleがgoogleアカウントでログインしているユーザーに限りSSL(暗号)化されたことが要因。

2012/3/6 Google 検索チーム:Google の検索セキュリティを強化しました

暗号化されてしまうとGoogleAnalyticsと言えども検索キーワードを取得できないようだ。

但し、ウェブマスターツールではGoogleAnalyticsほど細かくは見れないが【not provided】のキーワードを確認することができる。

2:どんなサイトからアクセスして来たのかを知る

手順は1とほとんど同じだ。

サイドバーから【参照元/メディア】を選んだ段階で【参照元/メディア】が表示される。

150202-01

【参照元/メディア】は下記のように表示される。

参照元/メディア

GoogleAnalytics初心者の方のために【参照元/メディア】についてそれぞれお伝えしておく。

【参照元】とは、左側の部分を指す。

参照元

自サイトへ送客してくれたサイト名やドメイン名などの固有名詞が【参照元】を意味する。

対して、【メディア】は右側だ。

メディア

【メディア】は自サイトへ送客してくれたサイトの種類を意味する。
ちなみに、(direct)はインターネット外からのアクセスだ。(例:ローカルのメールクライアント、URL直打ち、ブックマーク など)

デフォルトで登録されている【メディア】の種類には下記のような種類がある。

  • organic…検索エンジンからのアクセス。(例:yahoo、google、bing など)
  • referral…検索エンジン以外のWEB上からのアクセス。(例:ブログ、ニュースサイト、コーポレートサイト、まとめサイト など)
  • (none)…【参照元】の(direct)と同義。

ほとんどのアクセスがこの3種類に分類される。SEOがうまくいっていれば【organic】からのアクセスが多いだろうし、ニュースサイト、まとめサイト、SNSなどでバズってアクセスが多い場合には【referral】からのアクセスが多いだろう。

また、リスティング広告などのように有料で広告を検索エンジンや別サイトに出稿を行う場合。

GoogleAnalyticsでその効果を図りたいはずだ。

そんな時にはURL生成ツールが役に立つ。Googleが配布している無料のツールだ。

URL生成ツールを使えば任意のURL(広告の飛び先など)に自分で任意の【参照元】【メディア】をつけることができる。

URL生成ツール

使い方は至ってシンプル。

上記リンク先をクリックすると簡単なフォームが現れる。そこに必要な情報を記入すればOKだ。

ウェブサイトの URL (必須)…広告リンク先のURLをここに入れる

キャンペーンのソース (必須)…ここに記載した言葉が【参照元】になる。yahoo、googleとつけても良いが、日本語はGoogleAnalytics内で文字化けの危険性もあるのでやめておいた方が良い。

キャンペーンのメディア (必須)…【メディア】になる言葉。リスティング広告の場合は【cpc】と名付けることでGoogleAnalyticsでは自動的に有料広告として振り分けられる機能がある。リスティング広告の場合には是非そのようにつけてみてほしい。もしメルマガの効果測定などしたい場合には【mailmagazine】などとつけるのもOKだ。

キャンペーン名 *(必須)…広告をやっていない限り普段GoogleAnalyticsを触っていてもあまり見る機会がないが、【参照元】【メディア】と同列に【キャンペーン】という指標もある。ここでキャンペーン名を任意につけておくことにより、【参照元/メディア】は一緒だが、【キャンペーン】が異なる。という細かい指定ができる。

例えば、yahooのリスティング広告なので【yahoo/cpc】としたが、広告文章毎にGoogleAnalyticsの成果を見ていきたい時はキャンペーンを変えることでその成果を見ることができる。

3:閲覧が開始されたページを見る

閲覧が開始されたページを【ランディング(着地)ページ】と呼ぶ。

ランディングページがTOPページだったのか、個別ページだったのか、ブログだったのか、これらの違いによって非常にコンバージョ率に差が現れる。

TOPページから閲覧開始したユーザーは様々なページを閲覧してくれる可能性が高いが、個別ページからだと求めている情報ズバリでなければ直帰が高まる。

見方はサイドバーより【行動】⇒【サイトコンテンツ】⇒【ランディングページ】で見ることができる。

ランディングページ

ランディングページの話をしていると、

ランディングページとは他のページへ行けない縦長な1ページのサイトのことではないのか?

と聞かれることがある。

確かに最近では「ランディングページと言えば縦長」とされているが、本来的にはランディングページとは、

「アクセスしてきたユーザーの着地(ランディング)したページ」

を意味するので一般的なホームページのトップページや下層ページも、もちろん縦長でなくてもランディングページになり得る。

また、

「ランディングページはなぜたくさんあるのか?」「トップページから閲覧を開始するものではないのか?」

という質問を受けることがある。

どのようなホームページを運用しているかによるが、トップページからのアクセスが多いホームページは「固有名詞」で検索が多くなされているホームページである可能性が高い。例えば【コーポレートサイト】や【ブランドサイト】などだ。

固有名詞でトップページが上がってこないホームページというのはよほど名前がありふれているか、SEO対策がまったくされていないかのどちらかが考えられる。

もしくはビッグワードでのSEO対策をしっかりやっているサイトなどはトップにSEOの力は集まり易いのでトップページからのアクセスが多くなる可能性がある。

対して、下層ページからのランディングが多いホームページは【ブログ】【まとめサイト】【ハウツーサイト】などが上げられる。

これらのホームページは下層ページにユーザーが探す疑問や気になる質問が大量に書かれており、2語、3語の複合ワードでヒットすることが多い。

日本でSEOという言葉もまだ流行らない頃、動画を探せばyoutubeにみんなが辿りついたが【youtube】と検索する人は少なかった。「◯◯ 動画」などで検索するとyoutubeの下層ページがヒットしていた。

みんながyoutubeを見ていたのに、youtubeの名前を知らないということが一部の間で起きていた。

このような場合は下層ページからのランディングが多くなる。

軽視されやすいがランディングページはアクセス解析をする上で非常に重要な指標だ。

「流入(アクセス)」と「着地(ランディング)」がうまくいくからこそ「成果(コンバージョン)」につながる。

飲食店でどんなに多くのお客さんを店に呼び込めても、【中華料理】を求めてやってきたお客さんに【フランス料理】を出しては思った売上が出ないことと同じだ。

逆に数は少なくても「激辛ラーメン」が食べたいお客さんに、「激辛ラーメン専門店」があればみんなが寄ってくれるだろう。

これが「流入(アクセス)」と「着地(ランディング)」の関係性だ。

世で問題視されがちなのは「流入(アクセス)」なのだが、「着地(ランディング)」がユーザーの求めた情報を提供してくれなければアクセスは意味をなさない。

この2つの要素は掛け算で良くなる。

「流入(アクセス)」と「着地(ランディング)」の両方にバランスよく目を配るよう心がけよう。

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