知らないと損をする!アシストコンバージョンとは?


本日は間接的にコンバージョンに寄与しているアクセスを知ることのできる【アシストコンバージョン】について紹介する。

GoogleAnalyticsに元々ある指標だが意外と知られていない。しかしとても重要な指標だ。

  • どこの参照元からコンバージョンが発生したのか。
  • どこのページからコンバージョンが発生したのか。
  • なんのキーワードからコンバージョンが発生したのか。

これらを見ることは至極当然のことだ。しかし、それだけを見ていると損をしている可能性がある。

 

アシストコンバージョンとは?

アシストコンバージョンでは「最終的なコンバージョンをアシストしたアクセス」を知ることができる。

例えば、ソファをネットで購入しようとした場合。下記のような流れは考えられないだろうか。

  1. ソファに関する情報をネットで探していたところ、ソファに関するリスティング広告を発見し、そこから自社HPへ初訪問。
  2. しかし購入せずに離脱。様々な家具のECサイトを巡る。
  3. 別の日に検索エンジンで「ソファ モダン」で検索し直したところ、自社HPが上位表示されており再来訪。
  4. そのユーザーはこのサイト(自社HP)に来ることを見越してブックマーク。
  5. 他社比較をさらにした後でブックマークから【直接流入】して購入。

アシストコンバージョンについて

 

この場合、コンバージョンした参照元はブックマークからの流入であり、GoogleAnalyticsで見れば「direct/none」となる。

しかし、本当の意味でコンバージョンのきっかけとなったのは「リスティング広告」である。

さらに、その後「ソファ モダン」で検索された時に上位だったからこそ最後の購入まで辿りついた可能性もある。

これらの可能性について【コンバージョン】を見るだけでは知ることができず、「リスティング広告」「【ソファ モダン】の検索ワードからの流入」ではコンバージョンが出なかったことになってしまう。

アシストコンバージョンであれば、direct/noneで流入する前に「ソファ モダン」で検索して入ってきていたことも、リスティング広告から流入していたことも見ることができる。

 

 アシストコンバージョンの見方

アシストコンバージョンはGoogleAnalyticsのサイドバーから【コンバージョン】⇒【マルチチャネル】⇒【アシストコンバージョン】で閲覧することができる。

アシストの見方

開くと下記のような画面になる。普段であれば使わない用語もいくつか出てくるので下記から解説する。

アシストの画面

【MCF チャネル グループ】

MCFはMulti-Channel Funnel(マルチチャネルファネル)の略で、参照元がグループ化されて表示されている。

例えば、アシストコンバージョンしたアクセスが「organic」であればyaooでもgoogleでも関係なく「オーガニック検索」というグループ名にされていたり、参照元が「facebook」や「twitter」などの有名SNSであれば「ソーシャル ネットワーク」と言う言葉でグループ化されていたりする。

つまりは「アシストコンバージョンはどこで発生したのか?」を見るためのもので、別にいつものように「参照元/メディア」や「キーワード」で見ることと大差はない。より単純化して見やすくしているということだ。

ちなみにMCFのグループ名やグループに入る条件などは自分で設定することもできる。

詳しいグループの規定はGoogleの公式ヘルプに記載されているのでチェックしておいてほしい。

MCF チャネル(MCF チャネル グループ)について – アナリティクス ヘルプ[外部]

MCF

[画像:Google公式ヘルプより]

 

【アシスト コンバージョン】

アシストコンバージョンの数を示す。

念の為「どうなればアシストコンバージョンとしてカウントされるのか」についてお伝えしておこう。

コンバージョンは大きく【起点】【アシスト】【終点】の3つの過程を踏む可能性がある。

前述していたソファ購入ユーザーの例を使うのであれば【起点】は【リスティング広告】、【アシスト】は【検索エンジン(ソファ モダン)】、【終点】は【直接流入(ブックマーク)】となる。

アシストコンバージョンはこの中の【起点】と【アシスト】をカウントしている。

上記の例の場合であればMCFグループの【有料検索】で1カウント、【オーガニック検索】で1カウントされることになる。

 

【ラスト クリックまたは直接のコンバージョン】

ラストクリックは【終点】のアクセスを意味する。コンバージョンの直前の参照のことだ。

上記の例で言えば【ブックマークからの直接流入】がラストクリックとなる。

直接のコンバージョンとは、初訪問してそのままコンバージョンしたことを意味する。

 

【アシスト コンバージョン価値】

通常の【コンバージョンの価値】はコンバージョン数×目標値(1コンバージョン辺りいくらの価値があるか)で算出される。

【アシストコンバージョンの価値】も同様にアシストコンバージョン数×目標値で算出される。

アシストだからと言って特に価値も変化しないのでわかりやすいといえばわかりやすい。

個人的にはアシストの経路数が増えれば増えた分だけ1件辺りの価値を下げたり、アシストからコンバージョンに到達する確率が高いものから順に価値ような計算がされるとより意味が強いと考えている。

なので気になった時は筆者はエクセルで再計算するようにしていたりする。

 

【アシスト コンバージョン/ラスト クリックまたは直接のコンバージョン】

特定のアクセス(参照元)に対してアシストコンバージョン数(起点 or アシスト)からコンバージョン数(終点)を割った数だ。

0に近づくほど終点としての貢献度が高い。

正直、筆者はあまりこの指標は見ていない。

終点の貢献度が高いかどうかは、どこの参照元からコンバージョンが発生しているかを日常的に見ている人にとってはアシストコンバージョンで見るまでもなく理解できるからだ。

あえて使うとするならば、終点の貢献度の低い参照元をチェックし、終点の貢献度を上げる施策を何か実施する。当然、終点は早い方がいい。

終点の貢献度が低いということはコンバージョンし得る確率があるにも関わらず、一旦離脱を許しているということだ。

そういったページに対してコンバージョンを促進するコンテンツやわかりやすいナビゲーションを入れて、【アシスト コンバージョン/ラスト クリックまたは直接のコンバージョン】に変化があるかを見る。

この点においては気になる指標がすぐ見れて便利かもしれない。各々使い方は考えてみてほしい。

 

以上がアシストコンバージョンの概要だ。

ラストのコンバージョンだけしか見ていなかったのであれば是非見てみてほしい。

思わぬ参照や広告が自社のコンバージョンを助けているかもしれない。

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