URLのつけ方で検索結果に出なくなる?!失敗事例紹介


URLの付け方によってSEO(検索順位)に何か影響はあるのか。

この疑問はさまざまなフォーラムでもよく議題になっているが、

どんなにフォルダの階層が深かろうが関係なく、TOPページから3クリック以内でいければ問題ない。

という意見を目にしたことがある。

筆者もそう思っていた人間だが、そうではない自体が起きて実際に解決もしたので紹介したいと思う。

SEOを意識してパラメーターの長いURLを正規化した。

まず、そのホームページは下記のようなURLを生成していた。

abc.com/product-name/none/none/none/none/none/none/01948/

このホームページはカテゴリーがいくつもあり、それらを複合検索できるというもので、カテゴリの数だけ/(スラッシュ)で区切られて表示される。

カテゴリは何か選択されていれば、その値がURLに入り、何も選ばれなければnoneとなる。

元々は「?id=9873498724892」のようにパラメーターを付与していただけだが、SEOを意識して、URLに意味を持たせるように上記のようなURLの変更を行った。

2ヶ月経ってもgoogleにインデックスされない。

しかし、実際にリリースされて数週間経っても検索エンジンにヒットすることはおろか、インデックスさえされない。

さすがにおかしいと思い、最初に行ったのは特定の検索ページへの直接リンクを「人気検索ワード」としてフッターからリンクを設置した。

インデックスされているページからの内部リンクが入ればインデックスされるだろう。

という読みだ。

しかしリンクを設置してから一週間経ってもインデックスされず、あまりやらないが、ウェブマスターツールのFetch as Googleから上記のURLを直接インデックス送信した。

Fetch as Googleは本来はgoogleが自分のホームページをどのように認識しているのか確かめることができるツールだ。

ウェブマスターツールにログインして左メニューから「クロール」⇒「Fetch as Google」で見ることができる。

Fetch as Google

使い方は簡単で、見たいURLを入力するだけ。すると下記のような結果ページが見れる。

Fetch as Google結果

 

もし、特殊な出力方法でソースにhtmlを記述している場合、それがgoogleのクローラーは理解できていない可能性がある。

また、人の目には見えている画像がクローラーには見えていないということもある。

クローラーに認識されなければ評価もされないので、あまりにヒットしないページや順位の上がらないURLはFetch as Googleにかけてチェックする。

しかし、それだけではなくFetch as GoogleにかけたURLをインデックス送信できる。

下記のように対象URLの右に「インデックス送信」ボタンが現れるのでクリックするだけだ。

インデックス送信

クリックすると下記が表示される。対象ページだけクロールさせるか、そのページからリンクされているページもクロールするか、という質問だ。何か特別な理由がなければ「このURLと直接リンクをクロールする」の選択をおすすめする。

Fetch as Google インデックス送信02

このようなことを行いながらインデックスされるのを待った。が、その後一週間経ってもインデックスはされなかった。

結局ページをリリースして2ヶ月インデックスされないままだった。

URLを疑い始める。

内部リンクが無いせいでも、クローラーが来ていないせいでもない。とすると外部リンクがないとインデックスされないのか?とも考えたが、それで言うとよのホームページの下層はほとんどインデックスされないだろう。TOPページには十分に外部リンクが貼られており、ホームページ自体の外部リンク量の問題はないはずだった。

ここでようやく気になり始めたのが【URLの長さ】。

思えばこんなにスラッシュで区切られまくっているURLを見たことがない。

何か悪影響が出ているのではないかと考え、調べてみる。

しかしこの調べ方があまり良くなかった。

筆者は最初、

「URL 長い SEO 影響」

のような言葉で調査していた。

このように検索すると、

URLの長さによってSEOの結果に影響はない

URLは2,000文字より短くした方がいいとgoogleの人が言っていた

ということが書かれたブログが現れる。

しかし問題は違っていて、URLが長いかどうかではなく、URLをスラッシュで区切られる回数が多いことは大丈夫なのだろうか?ということだ。

そしてようやく見つけたのが下記の記事だ。

ディレクトリの階層はなるべく浅くする:エンジニアのためのSEO入門 | Web担当者Forum【外部リンク】

「…/dir1/dir2/dir3/dir4/dir5/dir6/page.html」のような、深い階層構造を持つのは避けるべき

わ れわれのコンサルティングのお客様で、深いディレクトリ構造のURLを採用していたために、インデックス状況や掲載順位が芳しくないサイトがありました。 これらを浅いディレクトリ構造のURLに改修した途端にインデックスされたという実績があります(単純に構造を浅くしただけではなく、永続化の観点から今 まで存在していたURLから新しいURLへのリダイレクトも行いました)。

ちなみにこのケースでは、深いディレクトリのURLを採用していたころはGoogleだけの順位が不調でYahooでは問題ありませんでした。浅い構造に改修した結果、Googleの順位が改善されYahooは現状維持となりました。[上記URLより引用]

まさに筆者が手がけているホームページの状態であった。この情報を開発者にシェアし、URLの修正にとりかかった。

URLを変更して即日インデックスされる。

URLは下記のように変更を行った。

【旧】abc.com/product-name/none/none/none/none/none/none/01948/

【新】abc.com/product-name/none-none-none-none-none-none-01948/

なんとこの変更を行った即日にインデックスが開始され、その日だけで数千のインデックス数が増えた。

自然検索からの流入も少しずつ増え始め、無事解決となった。

まとめ

URLは長くても構わないが、/(スラッシュ)はできる限り使わないようにすべき。

【ドメイン名/カテゴリ/個別】ぐらいがちょうどよい。

/(スラッシュ)は使った分だけクローラには階層構造が深いと認識され、クロールを嫌がられます。

WEBディレクターの方、エンジニアの方、SEO担当者の方はお気をつけください。

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