GoogleAnalyticsの便利なソート3つを紹介。


GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)を使って解析をする時、様々なソートがかけられる。

今日は便利なソート方法3つと、そのソート(並び順)から何がわかるのか解説する。

まず最初にGoogleAnalyticsのソートの場所だが、下記の位置にある。

ソート

この中から

「デフォルト」「変化量」「加重」という3つの項目が選べる。

しかし、ソートする値や状況によって「変化量」と「加重」は使うことができない。

まずは「デフォルト」から解説しよう。

1:デフォルトソート

とてもシンプル。ソートをかけた値を「昇順」「降順」で並び替えることができる。

ちなみにソートのかけ方は下記のような見たい指標をクリックするだけだ。もう一度クリックすると逆順でソートしてくれる。

ソート方法

デフォルトはGoogleAnalyticsを見ると最初になっているので、便利というよりは当たり前のものだ。

ただ、デフォルトソートが適さない値がある。それが「滞在時間」「直帰率」「コンバージョン率」と言った実数ではないものだ。

これらはソートをかけると100%や0%の降順昇順になるのだが、例えばランディングページの一覧で「直帰率」でソートをした場合、アクセスが1で、直帰率100%、という場合が多くある。母数が1では直帰率100%というのは解析する上ではあまり参考にならない。このように母数があまりないのに滞在時間が異常に長かったり、平均PVがすごく高かったりする。

デフォルトソートで見ておきたいのは当然ながら、「セッション」「コンバージョン数」など実数の指標だ。しかしデフォルトソートは昇順にすると、0や1の値が多くなるので、これもまた解析しづらいものだ。「セッション」が一番多い項目、「コンバージョン数」が一番多い項目、などのように「実数が最大の項目」を見ることにおいては非常に便利だ。

2:変化量ソート

変化量はカレンダーで「比較」をしている場合にのみ表示される。

「比較」をするにはカレンダーを開き、下記の「比較」近くのチェックボックスをクリックする。比較期間を選べるので適当に選択する。

過去比較

「変化量」は比較した期間と比べて変化が大きい順に並べてくれるソートだ。

例えばキーワードを一覧しているとして、

キーワードAは今月1,000セッション、先月900セッション(差分+100)

キーワードBは今月600セッション、先月200セッション(差分+400)

上記の場合、デフォルトソートではキーワードAが最上段に来るが、変化量ソートではキーワードBが最上段に来る。

これは非常に解析する上で便利なソートだ。変化量の大きかった指標を知ることももちろん便利だが、逆に「何が減ったのか」を知るのも便利だ。

例えばキーワードの一覧でこの変化量を使うと、どのキーワードのアクセスが伸びていて、減っているかがすぐにわかる。減っているものは検索エンジンで下位に行ってしまった可能性があるし、上がっているものがあれば検索順位が伸びたか、または新しいキーワードがヒットした可能性もある。

ランディングページの一覧で見ても同じようなことがわかる。

特定のランディングページからの変化量が増えていれば、そのページのSEO対策が成功した可能性もあるし、何かSNSなどでバズってそのページに突然アクセスが伸びたかもしれない。

変化量が増えたり減ったりした原因が突き止められれば、成功事例の複製も、失敗の防止もできる。

解析には不可欠な機能だ。

3:加重ソート

これを使ったことのないユーザーも多いかもしれない。

加重ソートは「直帰率」「コンバージョン率」「新規セッション率」で使用することができる。かなり限定的なソートだ。

しかしこのソートは変化量ソート以上に解析に使える。

加重ソートは端的にいうと、

「改善の影響度が高い順に並べてくれる」機能だ。

例えばランディングページ一覧で下記のような項目があったとする。

ランディングページA 直帰率100% セッション5

ランディングページB 直帰率90% セッション3,000

ランディングページC 直帰率60% セッション20,000

この場合、直帰率が一番高いのはAだが、直帰率に加重ソートをかけた場合、最上段にBがやってくる。

なぜかというと、Bの直帰率が10%改善するだけでホームページ全体の改善率が一番高いからだ。

逆にAは一番直帰率が高いが、一桁のセッション数しか改善されないので、仮にAのセッションが全て直帰率ゼロになってもホームページ全体には効果は少ない。

詳しい加重ソートのロジックを知りたい方は下記の記事を参照してほしい。

GoogleAnalyticsの新機能「加重並びかえ」の仕様と活用方法 – リアルアナリティクス (Real Analytics)【外部ブログ】

あまり難しく考えずに「母数がそれなりにあるのに直帰率(or コンバージョン率 など)が悪い項目を見つけられる」ソートだと理解して良い。

ちなみに加重ソートはアドバンスセグメントを行うと普段使用可能な指標(直帰率、コンバージョン率、新規セッション率)でも使えなくなるので注意が必要だ。

ソートを使いこなして意味ある解析を心がけよう。

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